マダガスカル1、2、3 ~踊るの好き過ぎ~
三作品とも素晴らしい映画なので、『マダガスカル』『マダガスカル2』『マダガスカル3』を一気にご紹介。
個人的満足度:一作目から順に70、75、80/100点
別種の動物、しかも肉食動物と草食動物を合わせた4匹がその友情と生き方を見つけていく物語。『マダガスカル3』を見て、シリーズ全体をもっと好きになりました。
一作目『マダガスカル』
あらすじ
ライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアは大の仲良し。動物園の生活は快適だけどワイルドライフにも憧れが止まらないぜ!
ネタバレ無しおすすめポイント
① I LIKE TO MOVE IT, MOVE IT!
② I LIKE TO MOVE IT, MOVE IT!
③ I LIKE TO MOVE IT,
MOVE IT!
YOU LIKE TO?
おすすめポイントは三作品を通して音楽! 音楽デュオ
脇役? いや、ほぼ主役!
画像中央:隊長、右:リコ、後ろ:コワルスキー、左:新人
ペンギンズも一作目から『マダガスカル3』まで始終大活躍! 彼らの軽妙なやり取りも『マダガスカル』シリーズの魅力。
二作目『マダガスカル2』
あらすじ
マダガスカル脱出! そして、「王の帰還」。キリンは真の男になれるのか……
三作目『マダガスカル3』
あらすじ
命を狙われるアレックス達、サーカス団にかくまってもらったらニューヨークに行くというではないか!
まとめ
シリーズを通して彼らアレックス達、ペンギンズ、キングジュリアン達の魅力に引き込まれ、二作目新キャラクター:カバのモトモト、三作目新キャラ:サーカス団の動物達(など他にもたくさん!)に、だんだんとアレックス達の気持ち側で反応していってしまいます。『マダガスカル』を見て「いいね!」と感じたらぜひ『マダガスカル2』、『マダガスカル3』もご覧になってください。
↓ 続きはネタバレ有り感想&レビュー
『マダガスカル』
この一作目ではアレックスの肉食動物としての野生が目覚めそうになりますが、それでもアレックスを心配する三匹の仲間、本能にうち勝ち仲間を守るアレックス。草食は体が拒絶する、どうするアレックス! 魚や! 「魚ならいいんかい!」って『ファインディング・ニモ』(ピクサー作品ですが)を思い浮かべながら思いましたけども、こういったテーマに切り込んでいくこともこの映画が好きな理由です。
『マダガスカル2』
「漢」と書いて「男」と読むキリンになったメルマン、かっこいいです。グロリアへの思いがあふれ出て止まらないメルマンのモトモトへの忠告、ロマンティックが止まらないキリンさんが好きです。
アレックスはキング・オブ・ニューヨークですが、いわゆる「百獣の王」ではない。そのギャップに苦しむライオン親子の葛藤、そしてダンスで分かりあう父子。
一作目でアレックスがマーティのお尻を噛んでしまったことが友情の証(?)となるシーンも「二作目」ならではの面白さです。
あとおばあちゃん強すぎ。さすがニューヨ―カ―。
ペンギンズの隊長も種族(?)を超えた愛を実らせてハネムーン。
『マダガスカル3』
このシリーズ最後の三作品目は黒澤明監督の『生きる』にも通じるものがあると思います。アレックス達4匹は動物園を抜け出しマダガスカルとアフリカで「野生」を体験するわけですが、彼らにとっての本当の居場所ではないと感じて動物園に戻ろうとします。そしてサーカスを自分達の「動物園へ戻る」という願いをかなえるためにも全力で再生してみせ、実際に動物園の目の前まで帰るわけですが、どこか「空々しいな……」と感じてしまいます。
この時、彼らにとって本当の居場所とはどこか、それぞれが「生きる」とはなにかということを理解したのだと思います。
そしてついてしまった「嘘」を「本当」に変えながらサーカスに戻っていくシーン、シリーズ最後でこれからも彼らは楽しく過ごすだろうな、という嬉しさとシリーズが終わる寂しさを感じながら鑑賞を終えました。
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