『ブルース・ブラザーズ』 ~シカゴと音楽と、時々、修道院のおばちゃん~
ジョン・ランディス監督の映画『ブルース・ブラザーズ』を紹介します。
個人的満足度:90/100点
↑ エージェントK的な人達ではない。
あらすじ
汝は光を見たか?
ネタバレ無しおすすめポイント
①ゲロッパ
本物の歌手が多数出演! サラッと有名監督も。
②カーチェイス
「もう今じゃ実写で撮れないよ」というカーアクション、カーチェイス。音楽が主となる映画ですが、ブラザーズの動きとたくさんの音楽とハチャメチャカーアクションを楽しんでいただければと思います。(特典映像もぜひ見ていただきたい!)
↓ 続きはネタバレ有り感想&レビュー
マ〇オ・ブラザーズ?
ジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)とエルウッド・ブルース(ダン・エイクロイド)の二人の関係性がどうしてもマ〇オとル〇ージっぽいと思ってしまいました。エルウッドの「背が高く、兄のハチャメチャをしょうがないなぁとサポートする」感じなんですけど、これ、どうしよう伝わらない気がする。へへっ。
ブルース・ブラザーズの二人が本当に良いキャラクターと関係性を持っていてツボでした。ジェイクが普段はムスッとしているが、歌いだすと滅茶苦茶動くのも良い!
音楽!
ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン。ブルース・ブラザーズの歌も二人のステージを動き回るさまも素晴らしい! BGMも。「ブルースという音楽を知ってもらう」ことがテーマの一つとしてあると特典映像で言っていました。この音楽とダンスの熱さをタップダンシング・ジーザス・キリストに捧げたい。
飛ぶ車
何台廃車にしたんだろう、警察車両が積み重なっていましたけど。空から落としてみたり、街なかでのカーチェイスシーンもド迫力! 危ない!
特典映像がこれまた面白い。「車を落とすにあたって安全なことを市に証明した~」などの撮影秘話から、ジェイク役のジョン・ベルーシが劇中の雰囲気とぜんぜん違うことと、彼の破天荒なエピソードまで。
「I love you」 「I know」
謎の女(キャリー・フィッシャー)の暗殺力とブラザーズのスルー具合もツボでした。なんだか見たことあるなぁ、と思っていたら映画『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫でした。
音楽、ストーリー、そしてキャラクターもツボを押さえられたらもう「なんも言えねぇ」状態です。「気持ちいい! 超気持ちいい!!」*1
そういえば、スティーブン・スピルバーグが納税課職員としてサラッと出演しています。