『メン・イン・ブラック』 或いはネリリ キルル ハララ しているか?
副題は谷川俊太郎さんの詩『二十億光年の孤独』より。合唱曲として木下牧子さんが作曲した時の歌詞版。合唱で歌ったことがあるんですけど、これだけ印象に残る歌と詩ってなかなか無いと思うのです。
はてな関係
コメントしていただいた方に「ありがとうございまスター」を付けようとすると出来たり、出来なかったり、ラジバンだりするんですけどこれは僕の日頃の行いが悪いせいでしょうか?
もしや僕の知識不足? よくわからない! でもそんなことより、記事にスターつけていただいたり、コメントしていただいたり、ブクマしていただいたり、こんな金たまみたいなブログを読んでいただきありがとうございます! 感謝の極みであります。
映画おすすめしちゃうおじさん
この星に生まれた全ピーポーにおすすめするバリー・ソネンフェルド監督の映画『メン・イン・ブラック』(原題:MEN IN BLACK)を紹介します。
個人的満足度80/100点
あらすじ
たまに「おなじ人間か?!」と思うくらい何かに突出した人がいますよね。その謎を解きましょう。
ネタバレ無しおすすめポイント
①97分
わりと短い。サクッと面白い。
②2、3も
この一作目の人気からシリーズとなったのですが、僕は『メン・イン・ブラック2』、『メン・イン・ブラック3』も好きです。一作目を未見の方にぜひ見ていただいて、そのまま2、3と見てしまえばいいじゃないぐふふと思っています。
③トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミス
二人とも好きや! ありがたや!
↓ 続きはネタバレ有り感想&レビュー
孤独
家族、友人、同僚、今まで関わったすべての人の記憶からも消され、公的にはまったく存在しないことになるエージェントたち。彼らの孤独はいかほどのものでしょうか。
コメディ映画ですからあまりシリアスには描きませんが、一日ベンチに座ってエージェントになるか、を考えるジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)の姿に、今までエージェントになった人達の思いも感じます。
知識の島が大きくなるほど
エージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)とエージェントJ(ウィル・スミス)の二人のやりとり、Kから「青二才」扱いされるJに笑ったり、Jの機転に感心してしまう映画ですが、
- 「宇宙人に気づいていない人達」の認識できる世界
- 「宇宙人の存在を知っている人達(エージェント達)」の認識できる世界
のように、人々には「認識できる世界」の範囲があり、最後のシーンで、そもそもエージェント達ですら非常に小さい(認識できる)世界、おはじき遊びに使える銀河サイズの世界に生きていることを視聴者は知らされるのです。
自分が「何かを知った」気になっている時に、僕はMIBを思い出して、ああ、やばいと、自分のちっぽけな「認識できる世界」を思い出して、慢心していた! と反省してみたり。しなかったり。ラジバンだりしています。
知識の島 ふぐり的解釈
知識という名の島が大きくなればなるほど、不思議という名の海岸線も長くなる。
パソコンで絵を描くことはとても難しいことを知ったのであった。
知識、自分が知っている物事の範囲を島に例え、知らないことを海として例えると、「知らないと認知できる」部分は島の沿岸、海と面した周囲のみであるという。
知識の島が小さいほど「知らない(と認知できる)」ことは少なく、知識の島が大きくなればそれだけ「知らない」ことは増える、という例え。