『GODZILLA ゴジラ』 この咆哮を日の本に在る人々に呈す
願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。*1
ギャレス・エドワーズ監督の映画『GODZILLA ゴジラ』。『キック・アス』に主演したアーロン・テイラー=ジョンソンがムキムキになってる!
個人的満足度:49/100点
あらすじ
世界が終わる、ゴジラが目覚める。(キャッチコピーそのまま)
IMAX 3D にて公開初日に見てきたのですが、これから見る方も出来れば IMAX 3D で見たほうが良いかと思います! ド迫力なので。
ネタバレ無しおすすめポイント
①に咆哮
②に咆哮
③、④が無くて
⑤に咆哮
あと強いて言えばゴジラの大きさ。
↓ HOME画面で今作のゴジラに対して「数字」から迫る。
↓ 続きはネタバレ有り感想&レビュー
ガイア仮説
今作では、「ゴジラは調和をもたらすもの」として描かれています。ムートー(ムトー?)という放射能を吸収して成長する虫型怪獣は「世界をぶっ壊すもの」。
ゴジラとしては、この野郎! ということでムートーを退治しようと目覚めるわけです。「生態系の頂点」として調和をつかさどるゴジラ。
まさに「GOD - ZILLA」。
地球が自然環境を守るために生み出したのならガイア仮説っぽい。
全体としては
テーマ
ゴジラは「人が(核実験で)生み出してしまった、人類にとっての脅威」ではないのか。今作では「あれは核実験ではなくゴジラを殺すためだった」ということになっている。ゴジラと人間との関係が根本から違う、今作ではそもそも人類を相手にしていない。一作目のテーマとは別物として捉えるべきなのか。
闘い
ムートーの大きさと造形的にがっぷり四つに組み合って闘えない。ゴジラの闘う様をもっと見たかった。できれば夜ではなく昼。砂埃少なめで。
倒し方はかっこいい! ムートー(♂)はハエ叩き尻尾アタック。ムートー(♀)はペンギン親子のエサやりタイム光線。一発目の光線も良かった。尾からズズズっと光っていくあの!
咆哮
やっぱり咆哮。すごい。震える。
次回作に期待
続編制作決定!
「GODZILLA」興収6.8億で国内興行1位スタート!続編決定でモスラ、ラドン、キングギドラも登場!? (映画.com) - Yahoo!ニュース
今作最後に映るテレビ画面には「ゴジラは救世主なのか?」という文字が。おそらく「人類の脅威」となるゴジラが続編では見られるのでは・・・? そしてキングギドラなどの三体と闘うならば、ゴリゴリした熱戦も見られるに違いない!