『(500)日のサマー』 (そんなんじゃねえだろ 俺が目指した愛の極みは)
副題は漫画『ハンター×ハンター』のネテロ会長のお言葉をぱくりました。
テレビで「社内恋愛はアリかナシか?」という質問を就活生に聞いていましたが、アリかナシか、なんてナンセンスだぜメーン。そんなもん一目ぼれでもして「イエス!フォーリンラブ!」したらアリかナシかなんてクソもへったくれもないぜ。っていうことでマーク・ウェブ監督の『(500)日のサマー』を紹介します。
個人的満足度:71/100点
あらすじ
ネタバレ無しおすすめポイント
①ジョセフ・ゴードン=レヴィット
トム・ハンセン役は、クリストファー・ノーラン監督の映画『インセプション』でレオナルド・ディカプリオと共演したジョセフ・ゴードン=レヴィットです。子役として役者デビューした演技派俳優。
②ズーイー・デシャネル
『あの頃ペニー・レインと』や『イエスマン “YES”は人生のパスワード』などに出演しているズーイ―・デシャネルがサマー役。目がキラキラしている。
③モテキ
大根仁監督の映画『モテキ』を見た方、そのうち見るぜという方にもおすすめです! 彦麻呂さんも「洋画と邦画のマリアージュや~」とおっしゃるはず。
↓ 続きはネタバレ有り感想&レビュー
フェルナンド
サマーの男性遍歴を聞いてみるトム。フェルナンドのピューマはすごかったですね。自分だったら聞きたくないなぁ。
ペ〇〇!
なんちゅう遊びをしてんねん。「公園の中心でペ〇〇と叫ぶ」、そんな卑猥な単語を言うのはこの左の金たまが許さん! 子どももいるんですよ! イケアで走りまわったりして! お店で走っちゃダメって言ってるでしょう!
運命
「運命の出会い」を信じている主人公トム。そんな考えには冷やかな視線を送る彼の友人たち。マッケンジー(ジェフリー・エアンド)はサマーを「高慢な女」と言いますし、ポール(マシュー・グレイ・ガブラー)はサマーにはまっていくトムを「まずい」と感じています。レイチェル・ハンセン(クロエ・グレース・モレッツ)はなんだかスレた感じ。サッカーがんばれ。
「友達でいましょう」、「深い付き合いのつもりではない」などなど、トムを「彼氏」と決めて付き合いをする気が無いサマー。いくらトムが「運命」だと思っていてもサマーの気持ちがトムに向いていなければ、「運命の出会い」は成り立たない。
マリア―ジュや~
だいぶ太りましたよね、彦麻呂さん。なんか見ていて恐い。あとマリアージュって言葉は例えとして合っていない気がしてきた。『モテキ』からは『(500)日のサマー』のオマージュ的なものを見てとれます。「2作品とも見ると面白い」ということを言いたかったのです。
トムはあの子とは「運命の出会い」だったのでしょうか。