『かもめ食堂』 ~シナモンロール食べたい~
個人的満足度:78/100点
あらすじ
食堂開きました。
ネタバレ無しおすすめポイント
①ハラゴシラエして歩くのだ。
この映画、レビューサイトを見たら平均点はわりと高いものの、極端に低い点数をつけている方も。つまり「合う、合わない」が激しい! 僕はこの映画好きでしたが、「合わない」人の気持ちもよく分かります。だからこそ、おすすめです。
②魔術
コーヒーを美味しくするおまじないを知っていますか? 『かもめ食堂』を見ればそれが分かります。そして自分で試してしまうでしょう。
③キャスト(左は役名:右は役者名)
サチエ役:小林聡美、ミドリ:片桐はいり、マサコ:もたいまさこ、マッティ:マルック・ペルトラ。
そしてフードスタイリストに飯島奈美氏! 映画『南極料理人』でも榑谷孝子氏とフードスタイリストを務めたお方です。料理がとってもおいしそうです。
・映画『南極料理人』の感想&レビュー
↓ 続きはネタバレ有り感想&レビュー
なんだこれ
クレイジーラブ
どんな話なのかなぁと思いながら見ていると、スーっとストーリーは進みエンドロールと共に井上陽水の『クレイジーラブ』が流れていました。いい曲。
僕はDVDの裏に書いてあるあらすじも読まずにテキト―に借りたり、予告映像だけ見て劇場に行くのが好きです。そんなわけで、『かもめ食堂』がフィンランドのヘルシンキを舞台にしていることも知らず、「日本の食堂で起こるハートフルストーリーではないのか!」と勝手に驚いていました。
おまじない
おまじない「コピ・ルアック」を覚えてしまったからには、今度コーヒーを入れる時に必ずやってしまうでしょう。そしてジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン*1、小林聡美とマルック・ペルトラの顔を思い浮かべるのです。
ビューティフォー
ヘルシンキの市場で買うパプリカとかやたらウマそうです。そして料理。飯島奈美氏、いや、飯島奈美様の料理は家庭的でありながら、なんでしょうあの魅力。なんなんだこれ。食べたい。
芯のある女性
サチエ(小林聡美)は芯を持ちつつも柔らかい性格をしていますね。お店としてのこだわりは曲げないが、ミドリやマサコを受け入れるサチエ。だんだんとお客が増えていくのは、かもめ食堂が提供する料理と空気を求めてリピーターになってしまうから、でしょう。そしてお店を訪れて聞くのです、サチエの「いらっしゃい」を。
*1:映画『最高の人生の見つけ方』より